関東大震災で朝鮮人・中国人虐殺100カ年を断固糾弾する!
100年前の1923年9月1日の関東大震災時、日本の警察・軍隊そして自警団などは朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだなどの流言蜚語を流して、当時、少なくとも朝鮮人約6千人以上、中国人約数百人以上が虐殺されました。またアナキストや社会主義者、労働者人民解放運動の活動家もまた、不当な虐殺的弾圧を受けました。
絶対に許されない国家権力、自警団などの犯罪です。デマと反共の差別排外主義・民族排外主義をもって、日本人が朝鮮人民、中国人民を暴力的に襲撃・虐殺したこと、反政府反天皇、反地主・反資本家の活動家にも暴力的弾圧・抑圧を激しく強めたこと、これらは日本帝国主義が朝鮮・台湾などアジアへの侵略と植民地支配を激しくしていたことに根本原因があります。
そして犠牲者へ加担した国家とすべての関係者は、犠牲者や事件を徹底的に調査し明らかにして謝罪と賠償、刑事処罰や、二度と繰り替えさない教育や差別排外主義反対を率先して進めなければなりません。
9月1日、2日、朝鮮人・中国人虐殺を糾弾する集会や追悼式が行われました。2日午後二時には、荒川河川敷・木根川橋下手にて、「関東大震災100周年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式」が約600名を集めて行われました。
冒頭の追悼、そして式の締めの際に、歌が披露されました。朴保さん、柴田エミさん、Swing MASAさん、河栄守さんは歌い奏でて行いました。若者10数名による、虐殺の証言朗読が訴えられました。韓国から、中国から、遺族の方々が来日され、抗議と糾弾を発言していきました。日本社会でヘイト攻撃が激しくなるなかで、二度とくりかえさない決意を確認していきました。
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