11・7 ウクライナ戦争とイスラエル軍ガザ侵攻を支援するG7外相東京会合への反対行動
11月7−8日、東京・港区の外務省別館で、G7外相会合が繰り広げられた。G7といった米、日、英、独、仏、伊、加の現代帝国主義列強による世界覇権戦略が謀議されたのだ。しかも、ウクライナ戦争、そしてイスラエル軍のパレスチナ軍事占領と大虐殺の激化がガザ侵攻など、要するに戦争・大虐殺の拡大にむけた支援が合意に向けて具体的に話されたのだ。
絶対に許すことができない。労働者・人民の国際連帯を担って、G7という帝国主義諸国の戦争・略奪・差別迫害に反対する直接行動を進めていかねばならない。
ウクライナ戦争が泥沼の長期戦になり、多くのロシア・ウクライナ双方の労働者民衆の殺し合いがつづく。
そしてイスラエル軍のパレスチナ軍事占領・人民大虐殺が強まり、ガザへの空爆と地上戦がどんどん進んでいる。
これに対して、反戦と反帝国主義・直接行動、とくに岸田政権打倒をかかげ、この日のたたかいが担われた。主催は、首都圏でAWC首都も参加する左派共闘の「戦争・治安・改憲 NO!総行動」だ。
まず、G7外相会合反対行動に向けて、11時半、日比谷公園霞門に集結した。約30名だ。警察権力・公安は、50名を超えて、逮捕弾圧体制をとってきた。
G7外相会合反対行動の動きが開始された。闘争参加者は、会合場所の外務省別館にむけて、移動する。霞が関から、神谷町駅へ動く。地下鉄の移動にも、権力の尾行と包囲がぴったりとつく。
神谷町駅を出ると、外務省別館へ向かうが、機動隊のカマボコ車や制服・私服の警察が大量に配置され、G7会合防衛にとりまいていた。
反対闘争参加者は、権力の阻止戦に阻まれ、そこに囲い込まれ、対峙しながら、実力で抗議のシュプレヒコールをあげていった。
弾圧してきた麻布署にたいして抗議し、さらに外務省官僚を引っ張り出した。わたしたちは、G7外相会合が戦争激化・人民大虐殺の推進でしかないこと、それに抗議し、反戦と反帝国主義のアピールを展開していった。
くりかえしくりかえし、直接抗議行動をすすめ、街頭からは支援の声が上がり、大きな注目を集めた。
最後に、闘争部隊にマイクが合流し、大きな声でG7のウクライナ戦争やイスラエル加担による戦争と人民虐殺の推進を許さないシュプレヒコールをたたきつけていった。岸田政権打倒も訴え、多くの民衆の支持を受けた。
あらためて、人民の団結した国際連帯の一環として、かつ帝国主義打倒の一翼として、G7外相会合への実力抗議行動を貫徹していった。
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