アジア共同行動・日本連絡会議

日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する

日本連絡会議ニュース

 

 

 

辺野古新基地建設阻止!10/7防衛省抗議行動に約90決起!


辺野古新基地建設阻止!大浦湾埋め立てやめろ!米兵性暴力糾弾! をメインにかかげ、10月7日、薄暗くなった防衛省前で抗議行動が取り組まれました。約90名がたちあがりました。辺野古に新基地建設を許さない実行委のたたかいです。

日音協(働くものの歌グループ)から、沖縄解放にむけた反戦反基地のうたが防衛省前に響き渡ります。辺野古新基地建設阻止、大浦湾の埋め立てをやめろ!米兵の性暴力犯罪を許さない! オスプレイ配備・飛行に反対! 石破自公政権は退陣しろ!などのシュプレヒコールが怒りに込めて叫んでいきました。

冒頭、司会から、新首相・石破の日米軍事一体化やアジア版NATOなど軍拡の策動に抗議することがアピールされました。

抗議の諸アピールが、防衛省に叩きつけられました。4・29実(米兵性暴力反対の団体)は、9月13日、高里鈴代さん、伊波洋一さんをはじめとする院内での防衛省・外務省などとの抗議交渉や、沖縄での相次ぐ米兵のレイプ事件を許さない報告集会、そして院外での抗議集会について、訴えていきました。外務省などが、米兵性暴力の被害者たちを沖縄県に知らせなかった大問題の追求にたいして、外務省・防衛省などは「個人情報保護」を口実として、いまだに通知していません。1995年の小学生女生徒への米兵による集団レイプ事件から、「是正」がいわれつづけながら、まったく変わっていません。沖縄差別そのものです。この取り組みには。約250名が参加しました。この沖縄差別と、米兵の性暴力犯罪の構造は、いまなお、続いているのです。

沖縄現地からのアピールは、沖縄平和市民連絡会の上間さんからです。辺野古新基地建設阻止のために、現場で座り込みの直接抗議行動が非常に重要だと訴えられました。「本土」で、防衛省前で抗議が月一度必ずおこなわれていることも重要だ、と発言されました。辺野古大浦湾埋め立てに関し、軟弱地番の問題では、政府・防衛省がさらなる設計変更する諸問題=深刻な建設困難を抱えている、と指摘されました。

また、不当な弾圧が激しくなってきたことも訴えました。防衛局と警備会社が、抗議の座り込み参加者にたいして、とんでもない事実無根の「被害をでっち上げ」て、高齢の抗議者を不当に逮捕する暴挙が起こっている、まさに「ころび公妨」(警察権力の自作自演)が攻撃されている、と怒りの告発報告がなされました。しかも防衛局と警備会社が一体化して。そして、石破政権が、防衛省大臣経験者3名で構成され、戦争と改憲、差別を強めてくる性格を批判し、反戦反基地、反改憲、反差別を強めようと発言。沖縄の差別と日米軍事基地の暴力的抑圧、性犯罪、などに反対し、たたかいましょうと訴えられました。

ストップ!辺野古埋め立てキャンペーンからは、辺野古埋め立ての建設大企業に対し抗議行動をその社前で展開していることが報告されました。大成建設、大林組、五洋建設などです。月に3回、ここ10年繰り返してきたとのことです。11月9日には、10周年記念シンポがおこなわれるそうです。

防衛省への抗議申し入れの団体は、反安保労働者講座です。「辺野古新基地建設反対・在日米軍基地撤去・自衛隊基地撤去」の申し入れ書です。これを読み上げ、防衛省総務課のタナカなる役人が受け取りました。

横田基地とオスプレイに反対する仲間が、発言しました。米空軍のオスプレイ飛行がどんどん強まっていると、状況報告。この間、平和運動センター系と平和委員会系と、広い、6団体の共同行動をつくって、反対していること。各地から、横田基地とオスプレイについて、フィールドワークの要請が増えてきていること。反戦反基地、反オスプレイの広範な取り組みを、訴えました。

最後に、埋めるな連から、いま沖縄大浦湾がどうなっているのか!?大キャンペーンをおこなう方針で、そのスタート集会を11月20日夜、文京区民センターで予定していることが呼びかけられました。

次の辺野古実の月例防衛省抗議は11月11日。

レッドカードの抗議シュプレヒコールと、日音協の歌で、この日の防衛省抗議を終わっていきました。

戦争・改憲、差別、貧困化に反対し、アジア人民と連帯し、沖縄解放、安保破棄、石破政権打倒のたたかいをすすめましょう!

10/7防衛省抗議行動・その1

10/7防衛省抗議行動・その2

awcjapan21@yahoo.co.jp

当サイトに掲載された文章・写真等の無断転載を禁じます。
Copyright © 2005-2024, AWC-JAPAN, All Rights Reserved.