日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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【AWC日本連全国連絡】韓国への連帯声明と賛同のお願い韓国への連帯声明と賛同のお願い<AWC日本連声明>石破政権の尹錫悦大統領擁護を許さず、尹錫悦政権打倒闘争を闘う韓国労働者民衆と連帯しよう!12月3日夜に韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が宣布した非常戒厳は、国会に突入する戒厳軍を身をもって防いだ数多くの市民の力により、ぎりぎり国会で解除決議が上がったことで失敗に終わりました。7日、最初の弾劾決議案は否決されましたが、今回の非常戒厳が現職大統領による内乱であることが韓国軍側証言によって証明され、それまでに積み重ねられてきた尹錫悦大統領への弾劾の気運はさらに高まり、14日、国会を取り巻いた200万人をはじめ、韓国全土で労働者民衆が立ち上がる中、二度目の弾劾案が3分の2を上回る204名の国会議員の賛成で国会を通過しました。国会の弾劾決議を受けて憲法裁判所が大統領の罷免の可否を決めるための審理を今月27日にも開始します。 日本の石破首相は、戒厳発布の半月前の11月中旬、ペルーで日韓首脳会談をもち、「最近の北朝鮮(ママ)の動きも含めた厳しい安全保障環境を踏まえ、日韓、日韓米の協力を継続的に強化していくことが重要だ」と述べました。これに尹錫悦大統領が「日韓の緊密な連携が重要になっている今、こうした会談には格別な意味がある」と応えるなど、両者は緊密な日韓関係をアピールしました。 弾劾決議成立の直後、読売新聞は、尹錫悦大統領が職務停止になったことは日本にとっても影響が大きく、日韓国交正常化60年を迎える来年に尹大統領を国賓として迎える準備を水面下で進めていた石破首相にとって打撃だ、との趣旨の報道をしました。また、朝日新聞は、次期大統領の有力候補である李在明(イ・ジェミョン)共に民主党代表について、日本に対して厳しい姿勢で知られ、日本の朝鮮半島侵略を批判し、東電福島第一原発の汚染水海洋投棄をめぐって日本政府を非難するなど、その影響力の拡大が「改善基調にあった日韓関係や、安全保障環境を左右する日米韓協力に影を落とす」としています。 しかし、尹錫悦政権との間で行われた日韓関係の改善とは何だったのでしょうか? 日本政府は、徴用工=強制労働問題への補償を恥ずかしげもなく韓国政府に肩代わりさせました。これは過去の侵略と戦争犯罪を隠蔽するものです。同時に米国が御膳立てした2023年キャンプデービッド合意で日米韓の軍事的協力を同盟レベルにまで高めることを目的としたものでした。そのもとで韓米日の合同軍事演習が日常化し、いま、東アジアの軍事的緊張が極限まで高まっています。日本政府は、朝鮮半島周辺における自衛隊の軍事展開に飽き足らず、「有事」に邦人救出や米軍物資の搬入を糸口にして朝鮮半島へ上陸することさえ目論んでいます。また、尹錫悦大統領が野党などの政敵を「従北勢力」と規定する背景には国家保安法の存在があります。これは、日本の戦前の治安維持法をモデルとして作られました。非常戒厳の解除後も完全には終わっていない今回の事態は、韓国政府の単なる暴走ではありません。日米韓の軍事的な同盟・協力関係の下で起きた事態です。 私たちは、尹錫悦政権打倒闘争に起ち上がる韓国民衆に連帯し、以下のように要求します。
一、石破政権は、「内乱の首魁」尹錫悦を擁護する言動を直ちにやめろ!
2024年12月20日
同声明への賛同のお願いAWC韓国委員会(代表:ホ・ヨングさん)から、韓国民衆の闘いを激励するために、この声明に対する日本の皆さんの賛同を送ってほしいとの要請がありました。 団体賛同・個人賛同をお寄せください。(日韓での公表を前提としています。公表不可の個人の方は「匿名で」と明記するか、ニックネームでお願いします。) ひとことメッセージもお寄せくだされば、責任を持って韓国側に伝えます。
送り先:メール awcjapan21@yahoo.co.jp
締め切り:第一次 12月31日 ※当面のあいだ続けますので、ぜひ拡散をお願いします。
「石破政権の尹錫悦大統領擁護を許さず、尹錫悦政権打倒闘争を闘う韓国労働者民衆と連帯しよう!」声明に賛同します。団体: 個人: ※個人賛同は、お名前(またはニックネーム)だけで可能ですが、できれば、所属や肩書、またはどんな運動をしているのかを( )内に入れてくだされば、広範なひとびとからの賛同の意思が伝わります。 ひとことメッセージ(あれば): 以上
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関連資料» 石破政権の尹錫悦大統領擁護を許さず、尹錫悦政権打倒闘争を闘う韓国労働者民衆と連帯しよう!(PDFファイル・約348KB) |
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