AWC日本連第13回総会への
被爆二世の会の連帯メッセージ
2008年3月16日
アジア共同行動日本連絡会議 御中
被爆二世の会 代表 寺中正樹
アジア共同行動日本連絡会議の第13回総会開催、おめでとうございます。
平素より貴会の方々には、被爆二世の会にご尽力頂きありがとうございます。特に毎年広島で行っている８・６青空集会にはたくさんの方にご参集頂き、共に核兵器廃絶・侵略戦争反対の集会を作り出すことができ、感謝しております。
昨年１０月末に岩国で行われた貴会主催の国際会議で、さまざまな方から米軍基地を撤去する力強い意思が聞け、勇気づけられました。２月１０日の岩国市長選では米軍艦載機部隊移転反対を掲げる井原市長が惜敗しました。しかし、岩国住民の「もうこれ以上基地はいらない」という声が依然として多いことが証明される結果にもなっています。私たちは岩国住民とともに米軍基地拡張を阻止するため新たな闘いを起こさなくてはなりません。
日本政府は、私たちの願いをことごとく踏みにじり、米軍再編の下で岩国基地を大拡張し、上関原発建設のための環境影響調査を漁業権も入会権も無視して強行しています。また本年８月には神奈川県横須賀を、米原子力空母ジョージ・ワシントンの母港にしようとしています。非核３原則を無視するこうした動きを、私たちは絶対に許しません。
今後も貴会と共にアジアから核の恐怖と米軍基地を撤去させる闘いを行います。
総会のご盛会を祈ります。