ムゴン里訓練場拡張阻止のための30回目のろうそく文化祭およびムゴン里現地見学(「平和と統一を開く人々」ホームページ掲載記事)

 

 

 

 

 

平和を愛し、米国の侵略的帝国主義に反対する民衆の力はますます大きくなっています。

ムゴン里訓練場拡張を食い止めるたたかいは必ず勝利するでしょう!

‐ムゴン里訓練場拡張阻止のための30回目のろうそく文化祭(08/30)

 

今日、チクチョン小学校では重要な行事がありました。日本やフィリピン、そして台湾の平和活動家たちが集まり、「アジア駐屯米軍撤収と韓半島平和協定実現のための8.30東アジア民衆平和会議」がそれなのですが、会議を終え、参席したすべての方が30回目の住民ろうそく文化祭に参加してくださいました。それだけでなく、ムゴン里共同対策委員会の法律的諮問を引き受けている、民主社会のための弁護士会所属の弁護士たちが一緒に参加して、充実したろうそく文化祭を執り行うことができました。

開会の挨拶でチュ・ビョンジュン住民対策委員長は、私たちのろうそく文化祭は私たち住民たちが準備して行う行事として、さまざまな人の前で、経験はないが順番に回してみんなが参加する大事な場所だと言いました。またチュ委員長は、今日あった「東アジア平和会議」の内容を紹介し、参加した外国のゲストたちに本国にお帰りになったら私たちのこのたたかいを広く知らせてくださるようお願いすると言いました。私たちは私たちの土地を守り、今日参加してくださったみなさま方に恩返しすると言いました。

17代民主労働党国会議員を務めた現民主労働党イ・ヨンスン最高委員は、民主労働党は働く人たちの政党だと紹介し、私たちの社会の困難な場所から一緒に希望をつくっていくと言いました。フィリピンの事例を聞いて、フィリピンの場合は米軍基地があってもお金をもらって駐屯させているが、わが国は防衛費分担金という美名のもとに天文学的なお金を米軍に与えながら駐屯させているとして、このような話にもならない状況は直ちに正さなければならないと力説しました。米国は自らの軍事的覇権戦略の実現のため、平澤(ピョンテク)、群山(クンサン)、済州(チェジュ)など、わが国の至るところに米軍基地を建設している、ムゴン里訓練場の場合も米国の要求によって拡張されているのであり、全世界の平和のためにも必ず食い止めなければならないたたかいだと考えるとして、民主労働党も最大限住民とともにこのたたかいに参加するつもりだと語りました。

続いて発言に立ったAWC日本連絡会議訪問団は、今日ここで米国の侵略的帝国主義を食い止めるための国際会議を開催することになり、この場所を訪問することになりましたと訪問の趣旨を説明しました。米国は最近アジアでさらに多くの悪行を犯していると言い、ピョンテクとムゴン里、そして沖縄の反米闘争は非常に大きな連帯を形成していると言いました。合わせて、自分も日本人の一人として、かつて日本が韓国を植民地にしていた時、韓国民に大きな苦痛を与えた事実に対して申し訳なく思い、そのような悲劇が再び起こらないようにするために、日本の軍国主義に対しても闘争していると言いました。今日を始まりとして、韓日間の連帯闘争で米国と日本の帝国主義を食い止めようと言いました。

全国貧民連合の議長であり、ムゴン里共同対策委員会の常任共同代表であるキム・フンヒョンさんは、ご自身を韓国の逼迫し冷遇される貧しい人々の代表だと紹介したあと、持たざる私たちだが、ムゴン里訓練場を食い止めるたたかいに組織的に結合し、最善を尽くしてともにたたかうつもりだと言い、大きな拍手を受けました。

フィリピンの平和活動家であるJ・マークは、米国が韓国でも悪行をするように、フィリピンでもあらゆる悪行を尽くしていて、このような米国を追い出してしまわねばならないと主張しました。フィリピンでは1991年に米軍を追い出したと言い、そのときまで至難な闘争の過程があったと言いました。ムゴン里訓練場拡張を食い止めるたたかいも勝利することができるし、そのためにフィリピンに帰ってこのたたかいを広く知らせるつもりだと言いました。一緒に参加したトゥリクシーは、米国は本当に力が強い国だが、米国の実体を知って米国に反対する多くの国の民衆たちの力がますますさらに大きくなっており、最後には私たちが勝利するだろうと言いました。

台湾の活動家であるチャン・ヨフンさんは、自分が所属している台湾労働党は世界各国の平和勢力と連帯して反基地運動を繰り広げていると紹介したあと、米国という国はじっくり調べてみると本当に異常な国だという思いが生じると言いました。よその国に来て、数千年を過ごしてきたひとつの民族をふたつに引き離すこともそうであり、自分では保護してやると言うが、その横暴さはまるでやくざと同じだと言いました。やくざが善良な人を脅迫するとき、守ってやると言って、結局お金も奪い取っていき、煩わしく求めるが、米国がする行いもちょうどそのようだと言いました。自分が米国の問題に関心を持って米軍基地を調べてみて感じたことは、米軍と米軍基地がある場所には共通した現象が発見されるが、その一番目は米軍犯罪であり、ふたつ目は環境汚染、そして最後に米軍と米軍基地がある場所では必ず戦争が起こるということであると言いました。米軍が駐屯することは、韓国はもちろんその隣接した国家である台湾の平和にも絶対助けにならないと言い、ともにたたかってここを必ず平和の土地として守りぬこうと言い、多くの歓呼を受けました。

9月12~13日、紀行踏査のために訪問した民弁のチャン・キョンウク弁護士をはじめとした米軍問題研究委員会所属弁護士たちは、皆さんの後ろにはいつも自分たちがいると言い、平和を愛する住民たちとともにたたかって、必ずこのたたかいを勝利に導くつもりだと言って多くの拍手を受けました。

この日、司会を引き受けたオヒョン里親睦会総務のソ・ギョンチャさんは、今日たくさんの外国の方たちや弁護士さんたちが私たちとともにたたかうという事実を確認したが、非常に感謝して涙が出そうだだと言い、オヒョン里を本当に愛するチュ・ビョンジュン委員長、そして皆さんとともにこの村を必ず守り抜いてムゴン里訓練場の拡張を食い止めるつもりだと言いました。

ろうそく文化祭後、東アジアの平和活動家たちは住民たちとの懇談会をもちました。イ・ヒョンウさんが準備した豆腐とマッコリで、いっそう愛情にあふれた連帯の時間が続きました。次の日の午前、ムゴン里訓練場に対する本格的なフィールドワークが行われました。

全世界の平和勢力の連帯で、ムゴン里訓練場を食い止めよう!

ムゴン里対策班

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平和と統一を開く人々HP 活動速報2008/09/0302:30より

 

 

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