警戒を怠るな! |
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【7・4の保釈請願公判にむけた声明:タガイタイ5のうち、リエル・カストディオ、アクセル・ピンピン、アリス・サルミエント3名の署名、 7月3日付】
警戒を怠るな!
タガイタイ5予備法廷において真実を主張しよう! タイガイタイ5を有罪と宣告する陰謀に反対しよう! 800日に及ぶ鉄格子の中で、私たちタガイタイ5は、ついに、フィリピン政府法務省と国家警察による私たちに対する起訴された悪意ある反乱罪容疑のための予備法廷に立つのである。 この7月4日からはじまる(その後の全ての金曜日、7月11日、18日、25日)、名誉ある判事エドウィン・G・ラリダJrを議長とするタガイタイ地域予備法廷支部18は、保釈を求める請願に関する公判を行うのである。わたしたちが罪はないと申し立てた去る2008年6月16日の罪状認否を私たちに強制したその後なのだが。 技術的なことだが、検察(法務省)と国会警察-拉致者であり告訴者にとって、保釈への公判は、罪とする証拠が今なお公判を待ちながら続いている私たちの拘束を保証することに強くなるということを証明するために、意味を持つ。私たちにとっては、保釈誓願は、同時にこの長く引き伸ばされた法的な戦いが論理的な終結か苦痛の打ち止めとなる私たちの仮釈放をさえ得るリスクが計算されている。 しかし、本質的には、フィリピン国家警察-拉致者-拷問者と共謀した検察は、懲役40年の過酷な宣告(フィリピン刑法における終身の社会的隔離)のために国家刑務所へ私たちを急いで配置し送還するスピーディな判決の有罪化の悪夢をタガイタイ5に取りつかせる試みであろう。検察とフィリピン国家警察は、再び、おおっぴらに嘘の詰め込みや命の脅しなど陰謀を押し付けようとするのだ。彼らは、腐敗したファシストであるアロヨ体制を「不安定化するために送られた爆弾魔・共産主義テロリスト」に対して、多いに(裁判を)待たせ、法的勝利を得るために、再び、タガイタイ5事件の真実を隠すであろう。私たちを永久の沈黙や公けの忘却へと葬るために、私たちの拉致、尋問、接見禁止状態、長期拘束、法的手続きの延期、これらに関して、政府当局によって行われた人権侵害のような実実体の争点や法的規則の問題を繰り返してもっともらしくいい紛らわせるものなのだ。 有罪判決へと導くこの極悪の策略にもかかわらず、私たちは厳しく真実と次のような本質的な問題を主張するであろう。 1、私たちは、2006年4月28日、必要な令状を持たない、重武装した60人かそこらの男たちに待ち伏せされ、拉致された。それゆえに、独断的な逮捕に対して、私たちの基本的権利を侵害した。 2、拉致された時、私たちはいく種かの銃や爆弾を運んでいなかったし、いまだに証拠のリストは私たちは一つの拳銃を持っていたことを示すに過ぎなかった。しかし、全ての私たち個人の所有物(義歯や懐中電灯を含む)と総額約80万ペソ(18300USドル)が無くなり、現時点まで私たちにまったく説明されなかった。法の強制執行当局によるハイウェイ強盗と同等の行為であり、不法な取調べと押収に対する、私たちの権利の侵害である。 3、私たちはいろいろな軍キャンプや隠れ家のあちこちに移送された。そこで、私たちの意志に反し、弁護士無しで、尋問を繰り返された。これは、ミランダ・ドクトリンや違法拘束に対する法的保護の下において、逮捕された人物の基本的権利を侵害したのだ。 4、私たちは、肉体的精神的拷問を受け、家族・弁護士・友人から、昼夜の7日間、隔離されていた。それは、私たちを拉致した者たちが超法規的な自白を強引に引きだせるためであった。再び、私たちが選任する弁護士の助けが無いまま。こうして、拷問や、自己を有罪化へ導くことに対して、私たちの権利を侵害した。 5、説示無しで100時間以上開かれた後で、私たちは法廷へ告訴された。こうした、違法拘束に対し、基本的権利を侵害した。 6、10ヶ月間、日光を浴びず、屋外運動もなしに、私たちは、警察軍キャンプに24時間休みなしで拘留され、抑制された。こうして私たちの健康と福利を危険な状態にした。私たちの獄中処遇を徐々に改善するには、67日間、断固たるハンストを行った。 7、私たちの公判は、わずかであり、間延びし、見え透いた理由のために延期された。こうして、私たちの困難性を長引かせ、現在の体制への批判者や反対者を効果的に沈黙させているのだ。 私たちの裁判事件の26ヶ月間という長い未決状態のなか、幾つかの機会において、警察と検察官は、彼らの証拠と供述書が存在するかどうかを問われた。検察当局が示される全ては、嘘と、2006年4月28日の決定的な夜に本当に起こったことの半面の真理、うわさと後知恵や指導された主張により、抜け穴・捏造した口実・あばたのような穴だらけ、それら三つをつないだ証拠でしかない。 検察官は、彼らが何も持たず、そして持ちこたえる何も無いが故に、でっち上げの反乱罪容疑を支えるための信頼できる証拠を法廷に呈示しなかった。違法に得た証拠が法廷で認められないことや、幾つかの疑惑に反して証拠を植えつけることが「有罪とする策謀」と見なされて法により罰せられないことは、刑事手続きにおける基本的なルールである。 カラバルゾン地方総監部におけるフィリピン国家警察のベテラン調査官でさえも、「タガイタイ5の逮捕と拘留は不適切な方法」であったという真っ正直な見解なのである。さらにまた、私たちに反乱罪の有罪を宣告するか、少なくとも銃火器の違法な所有で罰するためには、十分に強力な証拠がないのだ。 その上、レイラ・デ・リマ長官が現在の議長となった人権委員会は、人権侵害にむけ私たちの事件を再開してきたし、拉致や予備法廷の無い長期拘留に含めて、警察と軍事要員に注意を求めてきている。 私たちも、勇気を示し、高い望みを置く。司法システムにおいて貧者へより良い接近を提供している、レナート・S・プノ主席判事に導かれる最高裁により着手されている司法改革において、ちょうど貧しく恵まれない無実の被告のように。 いまなお、私たちは自己満足できない。この段階がタガイタイ5のために長い待機状態を終わらせるかもしれないがために:まだこの段階は、なおも、二つの方向に導くことができる:自由、もしくは有罪と長期投獄へ。 これゆえに、私たちは、自由と正義をいだきたたかう全ての人びとへ、警戒を怠るな、法廷の進行にこれまで通りに注意深くしよう、と呼びかける。薄っぺらで操作された証拠に基づいてタガイタイ5を有罪とするための悪意ある陰謀に反対するように。だから、私たちは、真実と、公平な運営、そして自由を主張する原則にむけ、最も高い関心をもって、正義を進めるために、タガイタイの良い法廷に請願する。 警戒し、タガイタイ5予備法廷において真実を主張しよう! タガイタイ5を有罪と宣告するための陰謀に反対しよう! タガイタイ5を釈放するキャンペーンを支援しよう! フィリピンの全ての政治犯へ、正義と自由を! リエル・カストディオ アクセル・ピンピン アリスティデス・サルミエント 2008年7月3日 私たちの拉致と違法拘束の800日に。
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