タガイタイ5は、法務省の遅延戦術を大声で非難する

       

 

 

 

 

タガイタイ5は、法務省の遅延戦術を大声で非難する

 

さる2008年7月4日、私たち、タガイタイ5として集団で知られる政治犯は、検察官側が証言を準備せねばならないと表明した上で、タガイタイ地方予備法廷支部18の保釈公判を一方的に延期したことについて、心底から抗議する。

私たちは、フィリピン国家警察側弁護士の共謀した援助をともなう市検察官の意図的な引き伸ばし戦術により、憤激させられた。2008年6月16日に、名誉判事エドウィン・G・ラリダJrの「この事件に最優先」を与えるまったく明瞭な命令があり、また検察官側の証言者がさる7月4日法廷に存在した事実にもかかわらず、保釈公判は延期された。

私たちは、証拠の提出のなかで、この保障の無い延期には極度にがっかりさせられている。それは、法廷がすでに2008年7月4日の午前9時30分に公判は午後1時30分から再開されると命令し、検察当局が証人の提示とともに準備していると傲慢にも断言した後のことだからだ。それで、二時間待った午前11時30分に失望は現実となるが、私たちには午後の公判は延期されると知らされた。私たちの弁護士には、午後1時30分を回って、ようやく、延期を知らされた。

公判にむけた市検察当局の準備の断言が全くの見せかけであることは、その時、あまりに明らかとなるのだ。なぜなら、それは、有罪判決へ勝利しようとして、この「法的な攻撃」の準備に2年間と2ヶ月間の後で遂行するには、もっと証人やら、信用されやすい製作を詰め込むのに、もっと時間を必要とする現実を隠蔽するためである。

私たち被告人がいわば「法廷における私たちの日」と判断するこの時を根気強く準備したことに対して、本当に暴挙である。その最初の関与する時に、まさに薄っぺらな言い訳により、ただ脱線させられるために、その延期は不当そのものである。

貧しく恵まれない無実の獄中者への有罪判決する既定路線をこそこそと操作していることには、もっと勢力のあり、もっと「聡明で」、もっと関心づけている権力が存在していると、私たちは推測することができる。この有罪宣告の勝ち取るためには、彼らはもっと彼らの証人を指導し、うそを作り直し、半分の真実と半分のうそをもって、真実を装うようにリハーサルしていく必要があるのだ。私たちのうち二人の被告の予備調査の間に、証拠の提出を妨害した市検察当局とこれは同じ事務所なのである。私たちの無効動議のための数回の公判の間も同じだった。そして、2006年夏のできるだけ早いスピーディな罪状認否を主張していたにも、同じ検察官なのだ。

これは、さる6月16日に私たちに罪状認否を強制した、まさに勝利的な検察官であった。かれは、私たちの最初の保釈公判までにかれの証人を準備するのにすべての18日を持ち、しかし、「法廷における私たちの日」が来たときに延期にむけて、滑稽に動くのだ。

これは、法において、正しいと認められていない延期である!これは、法的な抑圧そのものなのである!

リエル・カストディオ

アクセル・ピンピン

アリス・サルミエント

政治犯

キャンプ・ビンセンテ・リム

カランバ市、ラグナ州 4029

フィリピン

2008年7月6日

 

   

 

 

 

 

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