台湾労働人権協会からのメッセージ
敬愛するAWC日本連絡会議の各位同志たちへ
中国・台湾の労働人権協会は真摯なる敬意をもって、AWC日本連絡会議の今年度の全国総会が順調かつ円満に成功することをお祝いします。
日本の同志たちは日本で発生した地震と津波の衝撃の後、冷静沈着に私たちとともに日米帝国主義の支配と侵略に反対し、反米軍基地、反新自由主義グローバル化、反安保の闘争事業を推し進めつづけることについて、私たちは敬服し、各位同志たちが前に向って奮闘すると同時に、自分の健康と安全に注意することを希望します。労働人権協会の名誉会長である林書揚さんも心から気にかけており、特別に挨拶がありました。
AWC日本連絡会議が過去一年、日米帝国主義の支配と拡張政策に反対するうえで卓越した努力をし、豊富な成果を得たこと、とくに昨年末の反APECの一連の活動は、私たちに日本の同志たちの固く強い闘志と日本の進歩団体の既存の原則、有効に闘争をつなぐ戦略を感じさせました。これは私たちが深く学ぶべき点です。
日本は地震と津波が発生してから、確かにしばらく日米帝国主義がもともと東南アジアで強く推進してきた拡張政策と基地再編計画を遅らせはしましたが、まさにこうだからこそ、日米帝国主義はすべての機会を利用してそれら既存の戦略部署を回復しようとするだろうと思います。私たちが台湾で日本の現在の災害情況に常に関心を持ち、分かったことは、福島原発の措置と被災者の扱いにおいてでさえ、日本政府が明らかに不当な処置をしたために厳重な問題を起こしているのに、台湾のマスコミはむしろ日本政府官員の不眠不休の救援措置と日本の被災民の「整然とした」「文明的」修養をほめたたえているのです!これは、1999年に台湾で地震災害が発生した時、当時の台湾政府がいかにマスコミを操縦して、利害が一致した一体感を寄せ集め、それからこうした「民衆的気運」を利用し、早々に救援や被災民措置を取りまとめ、その後、急いであの仲買で利益を貪ろうとする資産階級財団を再構築して、迅速に勤労大衆に対する支配体制を回復し、日米帝国主義の東アジア拡張戦略を支持し続けたことを、私たちに思い出させます。したがって、AWC日本連絡会議がこの時に全国総会を召集することは非常に重要だと、私たちは心から認めます。私たちは日本の同志がこの時に私たちの信念を示しつづけ、私たちの闘争を展開しつづけることは、菅直人政府の不義なる政策に対する最高の暴露になることを信じます。
最後に、あらゆる日本の同志と日本の労働大衆が被災後も健やかに、私たちが奮戦して久しい反安保、反基地、帝国主義の新自由主義グローバル化と侵略支配反対の闘争事業を続けることを願います!
各位同志の奮闘精神に敬意を示します!
労働人権協会 名誉会長 林書揚
会長 羅美文
執行長 王娟萍
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