日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
|
|
|
||
|
||
11・11七千名の国会包囲!集団的自衛権反対、辺野古新基地阻止、岩国基地強化反対、安倍政権打倒!反戦反基地や集団的自衛権容認撤回、安倍たおせ!といった国会包囲のたたかいが11月11日にとりくまれました。「戦争させない・9条壊すな! 11・11総がかり国会包囲行動」です。約七千人が、国会正面前、首相官邸前、議員会館前、国会図書館前にあつまりました。主催は、「戦争をさせない1000人委員会」や「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」でした。アジア共同行動日本連のなかまも、国会正面前の一翼を担う「辺野古に基地を許さない実行委」や「たんぽぽ舎」などの結集へ合流し、また官邸前の全労協などの労働者闘争部隊に参加し、議員会館前の行動など、それぞれの闘いに加わりました。 落合恵子さん、佐高誠さん、日弁連のひとびと、福島瑞穂さん、韓国ゲストなども、参加して、発言してきました。主なアピールは、集団的自衛権容認の撤回、秘密保護法廃棄、辺野古新基地建設阻止、川内など原発再稼働阻止、憲法破壊・改憲の反対、そして安倍の暴走をゆるすな!などです。 わたしたちも、辺野古新基地建設阻止とともに、岩国基地強化反対、そして11・29-30の岩国国際行動への参加・賛同をビラなどで訴えていきました。反応はもちろん良く、おたがいにがんばろう、安倍政権を倒そう!とエールを交換していきました。 安倍政権は完全に行き詰まっています。衆議院解散をさけんでいます。安倍を追いつめているのは、沖縄の辺野古新基地建設を阻止しようとする沖縄解放闘争の前進であり、さらには川内原発再稼働阻止のたたかいがその最前線にあります。また秘密保護法廃棄や集団的自衛権行使容認の閣議決定、これらにつづく日米ガイドライン改定と戦争諸法案の強行のうごきなど、戦争国家化への現憲法破壊にたいする人民の危機感と反政府闘争も大きなものがあります。 人民の闘いが安倍政権と正面対決する状況には、アベノミクスの破綻が暴露され、一部の富裕層や大企業だけが儲かり、労働者、農民、若者、市民の生活苦が深まっている深刻な問題も存在しています。 加えて、安倍にたいして、アジア人民の怒りの徹底的な糾弾がはげしくなっています。元日本軍「慰安婦問題」で強制連行を否定する安倍首相や菅官房長官の言動、アジア侵略戦争と天皇制・皇軍を賛美する靖国神社への公式参拝、釣魚諸島(尖閣諸島)や独島(竹島)などの帝国主義戦争による略奪の正当化、などが安倍政権で強まりました。これらは過去の侵略と戦争犯罪、人道への罪にたいする、居直りや正当化であり、絶対に許されない行為です。安倍政権の動きは、経済大国の日本を取り戻し、ふたたびの政治軍事大国へと歴史的な大転換をはたし、米軍と一体化した自衛隊をアジアや世界中へ派兵し、人々の殺戮をまたもや繰り返そうとするものです。 こうしたなかで、安倍政権を支え、危機を差別排外主義や愛国心にすりかえながら、強権的に右翼的に突破しようとするファシスト排外主義集団のうごきも激しくなっています。 安倍政権を打倒する人民闘争は、決定的な山場に入っています。ファシスト排外主義勢力をゆるさず、沖縄や岩国をはじめ、各地の反戦反基地、そして原発再稼働阻止のたたかいをつよめ、安倍政権打倒へと攻め上っていこうではありませんか。 集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回させ、戦争関連法案制定阻止、安倍政権をうちたおすために、さらに闘いをつよめましょう。 |
|
当サイトに掲載された文章・写真等の無断転載を禁じます。
Copyright © 2005-2014, AWC-JAPAN, All Rights Reserved.